私たちが生きていくために欠かせない水ですが「水太り」というものがあります。
「水太りってなに?」「どうして水太りが起きるの?」と疑問に思うのではないでしょうか。
この記事では、水太りとは何かを解説しながら、水太りが起きる要因と水太りを解消する方法を紹介しています。

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水太りとは?
水太りとは、本来排泄されるはずの水分が体にたまっている状態のことです。
「水を飲むと水太りになるの?」と思うかもしれませんが、水太りの原因は水を飲み過ぎることだけでは起きません。
水太りになる主な理由は、余分な水分が排泄できないこと、水分が体内をめぐらないことの2つが挙げられます。
私たちは汗や尿によって体内の余分な水分を排泄できますが、何らかの要因によって汗や尿が排泄できなくなったり、水分が体内をめぐらなくなったりします。
その結果、余分な水分が滞って水太りとなってしまうのです。
よく見られる「むくみ」も、体内の水分が滞っている状態ですので、水太りになります。
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水太りの要因
なぜ水太りになるのか、ここでは具体的な要因を紹介します。
・ 偏った食生活
・ 長時間のデスクワークや立ち仕事
・ 運動不足
・ ストレス
・ 体の冷え
・ 不適切な水分摂取
上に記載した生活習慣は、水太りを引き起こしやすくなります。
反対に、水太りになりやすい生活習慣を改善すれば、水太りの解消が期待できます。
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水太りを解消する方法
水太りの要因にもとづいた水太りを解消する方法を紹介します。
日常生活で取り入れやすいので、ぜひ参考にしてください。
食生活を見直す
塩分の摂りすぎは水太りの要因となりますので、日頃塩分の多い食事を好む人は、塩分控えめの食事にしましょう。
特にインスタント食品には塩分が多く含まれています。
インスタント食品を食べる機会が多い人は、インスタント食品よりも総菜や栄養バランスを考えたお弁当がおすすめです。
また鉄分不足による貧血もむくみに繋がります。
特に生理中は貧血になりやすい傾向がありますので、積極的に鉄分を摂りましょう。
鉄分が含まれる食べ物は、豚・鶏・牛のレバーや牛肉の赤み、砂肝、納豆、小松菜、ひじきなどが挙げられます。
運動を取り入れる
運動を取り入れると血のめぐりが良くなり、たまった水分を排泄しやすくなります。
運動不足により代謝が低下すると、血がめぐらないことに加えて汗をかきづらくなりますので、水太りになってしまいます。
下半身には多くの筋肉がありますので、スクワットなど下半身に重点をおいた運動は、代謝アップに効果的です。
また全身を動かすウォーキングやストレッチも、血のめぐりが良くなりじんわり汗をかけるため、水太りの解消が期待できます。
長時間のデスクワークや立ち仕事によるむくみは、時々歩く時間を取り入れるだけでも改善しやすいです。
また座りながら・立ながらでも、かかとを上げたり足首を回したりすると、ふくらはぎの筋肉を動かすことができ、血のめぐりを改善できます。
ストレスをためこまない
ストレスをためこまないことも、水太りの解消に繋がります。
ストレスが多いと自律神経のバランスが乱れやすくなり、食欲を抑えるホルモンや脂肪の代謝に関わるホルモンが上手く働かなくなることがわかっています。
偏った食生活や代謝の悪さは、体内に老廃物をため込みやすくなり、水太りになりやすいです。
ストレスをためこまないためには、睡眠時間をしっかりとって、心と体をリセットすることが大切です。
また散歩やストレッチといった適度な運動も、ストレス解消が期待できます。
他にも誰かと話をしたり、自分の思いをノートに書いたりといった方法も、自分の気持ちを落ち着かせることに役立ちます。
体を温める
冷えは血のめぐりが悪くなりますので、体を温めることが大切です。
寒い季節に外出する際は、上着やマフラー、厚めのズボンなど防寒対策をしましょう。
特に足元の冷えは下半身の水太りの要因となります。
デスクワークの人は、膝かけを使用して足元が冷えないようにしましょう。
普段シャワーで済ませている人は、湯船につかると全身が温まります。
全身が温まると血のめぐりが良くなり汗もかきますので、水太り解消の期待ができます。
また半身浴や足湯も全身が温まりますので、水太りの解消に効果的です。
適切に水を飲む
適切に水を飲むことも、水太りを解消する方法のひとつです。
空調の効いた部屋では汗をかかないため、水分補給をする機会が少なくなる傾向にあります。
しかし、汗をかいていなくても体内の水分は失われていますし、特に空調の効いた部屋は乾燥しやすく体内の水分が失われやすいです。
体内の水分が失われていくと血のめぐりが悪くなり、老廃物が排泄できなくなってしまいますので、水を飲むことが大切です。
なお一気にたくさんの水を飲むと体内に吸収されず、尿となって排泄されてしまいますので、一度にたくさんの水を飲まないようにしましょう。
一般的には、コップ1杯(200ml)ほどの水を、1日7回ほどに分けて飲むと体に負担がかからないといわれています。
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冷たい水よりも常温の水や白湯を
上では適切に水を飲むことを紹介しましたが、水を飲むときは冷たい水よりも、常温の水や白湯がおすすめです。
白湯とは、沸騰したお湯を50℃くらいの飲める温度に冷ましたものです。
冷たい水は内臓を冷やしますので、血のめぐりが悪くなり、基礎代謝の減少や免疫力の低下を引き起こすことがあります。
その結果、頭痛や肩こり、疲労感、お通じの不調などをきたすケースがあります。
内臓が冷えないように、水分補給をする時は常温の水や白湯を取り入れていきましょう。
しかし常温の水や白湯の味気ないと感じ、コーヒーや紅茶など、味のある飲み物を取り入れたい方もいるかもしれません。
コーヒーや紅茶を取り入れてもよいですが、飲みすぎはカフェインの過剰摂取となってしまい、不眠や胃痛・吐き気など体の不調に繋がることがあります。
そのため、コーヒー・紅茶は適量に抑え、普段の水分補給は水を取り入れると安心です。
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水の味が苦手な場合
「水の味が苦手で飲みづらい」という人に向けて、おいしく水が飲める方法を紹介します。
レモンを入れる
水に切ったレモンを浮かべたり、レモンの汁を加えたりすると、さっぱりした味になり、水が飲みやすくなります。
またレモンを入れるとカルキ臭がしなくなりますので「水道水のカルキ臭が苦手で水が飲めない」という人にもおすすめです。
レモン水はビタミンCが補給でき、ビタミンCは皮膚の細胞やコラーゲンの合成に必要な栄養素ですので、美肌に導く効果も期待できます。
おいしい軟水の天然水を飲む
おいしい軟水の天然水でしたら、水での水分補給が苦にならずにできるかもしれません。
水は大きく分けて軟水・硬水の2つがあり、水に含まれるミネラルの量によって分けられます。
日本の水は軟水が採取される地域が多く、口あたりがまろやかで甘みがあるのが特徴です。
そのため日本で採取された軟水の天然水を選べば、おいしいお水を飲むことができます。
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まとめ

本記事では、宅配型ウォーターサーバーについて、特徴や浄水型ウォーターサーバーとの違い、設置するメリット・注意点を解説していきました。
自宅で天然水が飲みたい!なら、迷わず宅配型ウォーターサーバーを選びましょう。
また、宅配型ウォーターサーバーの中でも、チェックするポイントは下記です。
・好みの味か
・ウォーターボトルをセットは上か下か
・ワンウェイボトルはリターナブルボトルか
・水のノルマはあるか(配達数や宅配のタイミングを変更できるか)
ぜひこれらを参考に、あなたに合った宅配型ウォーターサーバーをお選びください。