赤ちゃんに飲ませるのは軟水と硬水どっち?2つの違いや特徴を徹底解説

  • #Child care

赤ちゃんに飲ませるミルクや湯ざましは、安心安全のものを用意したいものですよね。

そこで悩みがちなのが、水は軟水と硬水どちらを選べばいいのかということ。

2つの違いがしっかりわかっていないと、どのような理由でおすすめなのかもわかりづらいものです。

そこでこちらの記事では、赤ちゃんには軟水と硬水どちらを飲ませたらいいのか、軟水と硬水のそれぞれの特徴や違いを詳しく解説します。

赤ちゃんにとって最適な水を選びたい人は、ぜひ最後までご覧ください。


( 1 of 4 )

赤ちゃんに安心して飲ませられるのは「軟水」

水には軟水と硬水があり、その違いは後ほど詳しく解説しますが、赤ちゃんに安心して飲ませられるのは「軟水」です。

軟水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル濃度が低く、赤ちゃんが負担なく飲める水です。

硬水は負担があるだけでなく独特な味わいもするため、赤ちゃんには飲みづらい水だといえます。

赤ちゃんのミルクづくりや湯ざまし、離乳食づくりには軟水を使うようにしましょう。


( 2 of 4 )

赤ちゃんとの生活に軟水を取り入れる方法

赤ちゃんには軟水が必要だということがわかったところで、どのようにすれば上手に軟水を取り入れられるかを確認していきます。

さまざまな方法で軟水を飲むことができるので、自分に合った方法を選んでみてください。

水道水を煮沸もしくは浄水して使う

赤ちゃんとの生活に軟水を取り入れる方法の1つは、水道水を煮沸もしくは浄水して使用することです。

日本の水道水は非常に安全性が高いものですが、残留塩素やトリハロメタンが残っているため味や臭いが気になることもあります。

また、赤ちゃんの場合は特に、より不純物の少ない水を飲ませる必要があるので、水道水を煮沸や浄水することで安全性を高めることができるでしょう。

水道水の煮沸は、やかんやケトルで10分ほどしっかりと沸騰させる必要があります。

天然水のペットボトルを購入する

もう1つの方法は、天然水のペットボトルを購入することです。

日本の採水地の天然水は、基本的に軟水のものが多く、赤ちゃんに適した水が多いです(地域によって、例外があります)。

ペットボトルの天然水は、スーパーなどで手軽に購入でき、使い勝手がいいのが魅力です。

また、どの天然水を選べばいいかわからない場合は、赤ちゃん専用の純水もペットボトルで販売されているので、そちらを選ぶのもいいでしょう。

ウォーターサーバーを導入する

ウォーターサーバーを導入することは、赤ちゃんとの生活に軟水を取り入れる非常に便利な方法です。

システムはメーカーによりさまざまですが、基本的には定期的に必要な量の水を配送してもらえるので、自分で水を買いに行く必要がありません。

おいしい水が手軽に使えるだけでなく、すぐに熱湯を出すこともできるので、ミルクづくりにも大活躍です。


( 3 of 4 )

赤ちゃんとの生活にウォーターサーバーが便利なポイント

最後に、赤ちゃんと暮らす中でウォーターサーバーが便利なポイントをさらに詳しく解説します。

赤ちゃんへのメリットはもちろん、家族みんなにとってうれしい特徴があるので、ぜひチェックしてみましょう。

ミルクづくりや離乳食づくりを手軽に行える

ウォーターサーバーは、赤ちゃんのミルクづくりや離乳食づくりに非常に便利です。

ウォーターサーバーがあれば、細菌や不純物が除去されている安全な軟水を簡単に手に入れることができます。

ミルクづくりも離乳食づくりも、水だけでなくお湯が必要になるので、その点でもすぐにお湯が出るウォーターサーバーが活躍するでしょう。

赤ちゃんを連れて重い水を買いに行かなくていい

ウォーターサーバーを導入することで、赤ちゃんを連れて重い水を買いに行く手間や負担を省くことができます。

ウォーターサーバーのボトルは、定期配送サービスで届けられるケースが多いため、重いボトルを持ち運ぶ必要がありません。

水が足りなくなったら赤ちゃんを連れてスーパーに行き、重いペットボトルを抱えて帰ってくる…という大変な思いをしなくていいのは楽ですね。

家族全員で水分補給の習慣が身につけられる

ウォーターサーバーがあれば、赤ちゃんだけでなく大人も含めて水分補給の習慣を身につけやすくなるのがメリットです。

定期的に水を飲むのが苦手な人も多いですが、おいしい水がすぐに飲める環境があれば、意識的に水を飲むようになるでしょう。

また、白湯を取り入れたいけれど沸かすのが手間で続かないという場合も、ウォーターサーバーがあれば適温のお湯が出せるので続けやすくなります。

( 4 of 4 )

いつもの水分補給には水を選ぼう

カフェインには適正量の目安が決められているので、普段の水分補給には水などのノンカフェイン飲料がおすすめです。

正しい水分補給の重要性を詳しく解説します。

水分不足は身体に悪影響を及ぼす

水分不足は身体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

適切な水分摂取は、消化、代謝、体温調節などの生理機能に欠かせず、不足すると頭痛や倦怠感などが現れることがあります。

しっかりと水分補給をするのが大切ですが、ただ水分を摂ればいいわけではなく、安心安全でカフェインや糖分の過剰摂取にならないものを選ぶのが大切です。

1日の中でこまめに水を飲むのが大切

一気にたくさんの水を飲むのではなく、1日に数回、こまめに水分補給することで、水分が効率的に体内に吸収されます。
起床時、食事の前後、運動後、寝る前など、1日の中でタイミングを決めて水分補給をしてみてくださいね。外出時は水分補給を忘れてしまうこともあります。マイボトルを持ち歩いて水分補給をする習慣をつけましょう。

飲み水で1.2L/日を目指して

1日にどれだけの飲み水を摂取すべきかは個人の活動量や体格、気温や季節によって異なりますが、体重60kgの成人男性の場合、1.2リットルを目指すのが良いとされています。

食事からの水分と体内で作られる水分も含めると、2.5リットルが必要だと言われていて、そのうちの1.2リットルが飲み水ということです。

コップ1杯(150ml)として、1日の中で8回に分けて飲むのが目安となります。意識してみてくださいね。

(summary)

赤ちゃんには安心安全でおいしい軟水を飲ませて

今回は、水の種類として軟水と硬水があることを説明し、赤ちゃんには軟水を飲ませてあげるのがおすすめな理由を解説しました。

日本の水の多くは軟水のため、取り入れる方法はさまざまですが、より手軽に取り入れたいならウォーターサーバーを活用してみてはいかがでしょうか?

赤ちゃんに安全な水を飲ませてあげられるだけでなく、大人の水分補給の習慣が身についたり料理の時短につながったりいろいろなメリットがあります。

おいしい軟水を赤ちゃんとの生活に取り入れたい人は、ぜひ参考にしてみてください。