「健康的に過ごすためには白湯がいいって本当?」
「ダイエットをするために、生活に白湯を取り入れてみたい」と考えている人はいらっしゃいますか?
白湯が身体に良さそうなのはなんとなく知っているけれど、なぜ健康にいいのか、どのようにしたら効果が高まるのか、などは知らない人も多いかもしれません。
そこでこちらの記事では、白湯とは一体どんなものなのかということや、白湯を生活に取り入れるとどのような効果があるのかということを徹底解説します。
また、白湯のメリットを得るために上手に白湯を作る方法や、効果を高める取り入れ方なども紹介。
生活に白湯を取り入れて、健康的できれいな身体を手に入れたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

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白湯(さゆ)って何?
まず、白湯はどのようなものを指すのかについて、詳しく紹介します。
白湯、と何となく言っていても詳しい定義は知らない、
という人は案外多いのではないでしょうか?

白湯は沸騰させたお湯のこと
白湯は、「沸騰させたお湯」のことを指します。もしかしたら、白湯=ぬるま湯と思っている人もいるかもしれませんが、実際は「1度沸騰している」という条件に当てはまらないと白湯とは呼びません。
また、中国で飲まれるスープに「白湯(パイタン)」がありますが、こちらも当然別物です。
お湯との違いは沸騰しているかどうか
「白湯」と「お湯」の違いは、沸騰しているかどうかになります。
白湯は水を1回沸騰させて適温まで冷ました状態のもので、お湯は水が40℃以上に温められた状態のものです。
つまり、沸騰するまで加熱していなくても、40℃を超えたらお湯と呼ばれるということです。
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白湯の嬉しい効果
水を沸騰させて冷ましたものが白湯だとわかりましたが、その白湯を取り入れることで身体にはどのような嬉しい効果があるのでしょうか?
こちらでは、大きく分けて3つの特徴を紹介します。

血行促進
白湯を飲んで身体を温めることで、血行が促進されるので、それによりさまざまな嬉しい効果がもたらされます。
例えば、基礎代謝がアップして脂肪燃焼効果が高まるので、ダイエット効果が期待できるでしょう。
また、体が温まって血行が促進されれば、冷え性の改善も実感できる可能性があります。
便秘解消
白湯を毎日しっかりと飲み続けるということは、水分をしっかりと補給することができるため、便秘解消効果が期待できます。
水分を体内に摂り入れると、便をやわらかくしたり、胃腸を刺激して排便効果を促したりするからです。
また、水分補給として水を飲むのではなく白湯にすることにより、内臓を温めて腸を活発化させることもできます。
便秘がちな人は、ぜひ白湯を取り入れてみるのがおすすめです。
美肌・美白
白湯を飲んで血流をアップすることで、美肌や美白効果も期待できます。
血行促進されて、基礎代謝が上がるということは、体内の老廃物が体の外に排出されやすくなるからです。
それにより、肌の代謝も整うことが期待できます。また水分を十分に摂ると、肌の乾燥を防ぐ効果も期待できます。
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白湯を上手に作る方法を紹介
ここからは、白湯を上手に作る方法を3つ紹介します。
それぞれ、詳しく確認していきましょう。


やかんや鍋で沸かす
やかんや鍋などに水を入れ、強火でしっかりと沸騰させます。
ここで注意したいのが、沸騰したらすぐに火を消すのではなく10〜15分程度を目安に沸騰させ続ける必要があることです。
水道水を沸かすなら、残留塩素やトリハロメタンなどの物質を加熱して取り除く必要があるので注意しましょう。

電子レンジでも簡単
ミネラルウォーターを使えば、電子レンジで温めて手軽に白湯を作れるのでおすすめです。
マグカップ1杯(150〜200ml)の水を用意し、500Wで2分を目安に電子レンジで加熱しましょう。
この際、先ほどお伝えした残留塩素やトリハロメタンは除去しきれません。そのため、電子レンジを利用して手軽に済ませたいなら、ミネラルウォーターを使うのをおすすめします。

ウォーターサーバーがあれば
すぐに飲める
やかんや鍋で沸かすと15分もかかったり、電子レンジで作るとミネラルウォーターを常に用意しなくてはいけなかったり大変ですが、ウォーターサーバーがあればすぐに白湯が飲めるのがメリットです。
白湯を毎日続けるなら、「簡単に飲める」ことは重要なポイントですよね。その点、他の方法と比べて圧倒的に手軽なのはウォーターサーバーを使う方法でしょう。
また、白湯だけに限らず、日常生活でウォーターサーバーを便利に使うシーンは数々あるので、興味がある方はチェックするのがおすすめです。
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効果的な量やタイミングは?
それでは、身体のために白湯を取り入れる際の効果的な量やタイミング、温度を紹介します。きちんと守ることでより効果を期待できるので、ぜひチェックしてみてください。

1度に飲む量はコップ1杯が目安
白湯を取り入れるのは身体にいいことですが、一気にたくさん飲むのは反対に健康を害してしまう恐れがあるので、1度に飲むのはコップ1杯を目安にしましょう。
まとめてたくさん飲んでしまうと、胃液を薄めたりむくみやすくなったりする可能性があります。
また、お腹に一気に水分がたまって、気分が悪くなる人もいるので、気をつけてくださいね。
起床時や就寝前に飲む
毎日、白湯を定期的にきちんと飲み続けるコツとして、起床時や就寝前など決まった時間に適量飲むようにすることが挙げられます。
起床時は、就寝中に失われた水分を補給する効果もあります。ただし、起きがけの口内は雑菌が繁殖しているので、先に歯をきれいに磨いてから白湯を摂取するようにしましょう。
また、就寝前の白湯は、身体を温めてリラックス効果を高めます。ゆったりとした気持ちで眠れる効果が期待できるので、ぜひ試してみてください。
他にも食前のタイミングで取り入れるなど、生活の中で取り入れやすいタイミングを見つけて飲むようにしてみましょう。1日3〜5回ほど取り入れるといいですよ。

温度は50℃前後に温めると良い
白湯の温度は、人肌より少し温かめの50℃前後がおすすめです。これよりも高いと火傷の原因になり、低いと効果が得られません。
ぜひ、ホッとできる温度に調節して、リラックス効果を味わってください。
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白湯を飲むときに注意したい
2つのポイント
ここまで、白湯を飲むことで得られるメリットや効果を高めるコツを紹介しましたが、白湯を飲む際の注意点もあります。2つをしっかりチェックして、気をつけてみてください。

飲みすぎると下痢などの原因に
白湯を飲むのは身体にいいからといって、飲みすぎはさまざまな不調の原因となります。
白湯を飲むことで便秘解消効果があると書きましたが、飲みすぎると反対に下痢になる可能性があります。
体調を整えるための白湯で体調を害していては本末転倒なので、量には注意してくださいね。
きちんと冷まして火傷に注意する
先ほども説明したように、白湯の適温は50℃前後となっているため、これより高い温度で飲もうとすると火傷しやすくなるので注意しましょう。
とはいえ、冷ましすぎても白湯の効果を発揮できないので、ちょうどいい温度を覚えてくださいね。
基本的には、飲んだ時にホッとする温かさだと思っておけば間違いないでしょう。
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ウォーターサーバーがあれば
生活に取り入れやすい!

こちらの記事では、白湯の効果や取り入れ方、作り方や注意点など幅広い情報を解説しました。
ダイエットや美肌、冷え性など多くの女性が悩んでいる問題を解消してくれる、強い味方だということがわかりましたね。
水道水から不必要な物質を取り除いた白湯を作るためには、15分という長い間沸騰させなければいけませんが、ウォーターサーバーを取り入れればその手間が解消されます。
ウォーターサーバーなら温度調節もわかりやすいので、誤って火傷してしまう心配もないのが良いですよね。
白湯だけでなく赤ちゃんのミルク作りやコーヒーや紅茶作りなど、日常生活で大活躍するので、気になる方はチェックしてみましょう。
身体のお悩みの軽減や健康的な身体づくりの手助けに、白湯を上手に取り入れてみてください。