サウナの効果や入り方|「ととのう」とは?注意点も紹介

  • #Beauty and health

  

「サウナってどんな効果があるの?」「サウナの正しい入り方って?」とサウナに興味がある人は気になるのではないでしょうか。

サウナにはうれしい効果がたくさんあるため、老若男女問わず人気があります。

この記事では、サウナの効果とサウナの入り方について紹介していきます。


( 1 of 4 )

サウナのうれしい効果
「ととのう」とは?

  

サウナはたくさんの効果が得られ、近年では「ととのう」といわれています。
ととのうとは、サウナ・水風呂・外気浴を繰り返すことによって心と体の調子が良いと感じる状態になることです。体が軽くなり頭がリセットでき、感覚が研ぎ澄まされるようになります。
ここでは、ととのうと感じる理由であるサウナの効果を詳しく紹介します。

   

肩こり・腰痛が改善する

サウナは血のめぐりがよくなるため、肩こりと腰痛の改善が期待ができます。
血のめぐりが悪いことで起こる肩こりや腰痛は、疲労で硬くなった筋肉が、近くを通る血管を圧迫して血を通りづらくしているために起こります。
筋肉に疲労物質である乳酸がたまっていくと、筋肉がさらに硬くなっていきます。
サウナで血のめぐりがよくなると乳酸を排泄できるため、硬くなった筋肉をやわらげられます。

   

疲労が回復する

サウナには疲労を回復してくれるため、1日の終わりや運動後にも入る人が多いです。
サウナに入ると血のめぐりがよくなり、体内の酸素の供給量が増えるので疲労が回復しやすくなります。
加えて筋肉にたまった疲労物質の乳酸が排泄できることも、疲労が回復しやすい理由です。

  

メンタルが安定する

サウナ・水風呂・外気浴のサイクルは、自律神経である交感神経と副交感神経の優位性が切り替わりやすいため、メンタルが安定する効果が期待できます。
サウナと水風呂は全身が刺激され、興奮しており交感神経が優位となる状態です。
外気浴は全身への刺激がなくなり、リラックスできるため副交感神経が優位となります。
サウナの一連のサイクルは、自律神経の調整を鍛えられるため、感情のコントロールが容易になることも期待できます。

集中力とひらめき力がアップする

サウナでリラックスした状態になること、脳への血のめぐりもよくなることから、集中力とひらめき力がアップするといわれています。
また脳細胞や中枢神経系の細胞が活発になることも、集中力とひらめき力がアップする理由のひとつです。
私たちの体は約60兆もの細胞で構成されており、細胞のほとんどはタンパク質からつくられています。
細胞が熱ストレスにさらされると、ヒート・ショック・プロテインというタンパク質がつくられます。
このタンパク質は損傷をうけたタンパク質を修復し細胞を活性化する役割があるため、サウナに入ると脳の働きがアップするといわれているのです。

美肌に導かれる

サウナは汗により老廃物を外に出すため、美肌に導く効果が期待できます。
美肌の天敵であるニキビは、毛穴の詰まりによって皮脂がたまり、アクネ菌が増えて皮膚の炎症が起きた状態のことです。
サウナで温まることで毛穴が開き、汗をかくので老廃物が流れ出ます。
加えてサウナで血のめぐりがよくなると、栄養と酸素が肌に行きわたるため、美肌に導かれるのです。

痩せやすい体に

サウナに入ると代謝がアップし脂肪燃焼がしやすくなるため、痩せやすい体をつくることができます。
ダイエットで運動や筋トレをした後に、筋肉痛や疲労が長引いて効果的なダイエットが継続できないと悩んでいる人にもサウナはおすすめです。サウナは血のめぐりがよくなるため、筋肉疲労が解消できるため、継続して運動ができるメリットもあります。

良質な睡眠がとれる

サウナに入ったあとは、体がほどよいストレスや疲労を感じるため、良質な睡眠がとれるといわれています。
また自律神経がととのうため、ベッドに入ると副交感神経が優位になりやすいことも、良質な睡眠がとれる理由です。


( 2 of 4 )

サウナの入り方

  

サウナでうれしい効果を得るためには、サウナに入る手順が大切です。
サウナの入り方の手順はこちらです。

① 水分補給をする
② シャワーで体と髪を洗いながら温める
③ サウナ室に入る
④ シャワーで汗を流す
⑤ 水風呂に入る
⑥ 外気浴をする
⑦ 水分補給をする
⑧ ①~⑦の手順を2・3回くり返す

それぞれ詳しく紹介します。

①:水分補給をする

サウナはたくさんの汗をかくため、サウナに入る前は必ず水分補給をします。

   

②:シャワーで体と髪を洗いながら温める

サウナに入る前に体と髪を洗うことはマナーです。
またシャワーには、サウナの急激な温度変化による体の負担をやわらげる役割があります。
シャワーで濡れた体は拭きましょう。

  

③:サウナ室に入る

サウナ室には10分程度入りますが、慣れていない場合は5分ぐらいからはじめます。
サウナ室で座るときは、タオルを敷いて座ってください。
下の段よりも上の段のほうが温度が高いため、慣れてきたら上の段に挑戦しましょう。

④:シャワーで汗を流す

シャワーを浴びてサウナでかいた汗を流します。

⑤:水風呂に入る

水風呂は1分~2分ほど入ります。
慣れていないととても冷たく感じますので、水風呂に入る前に手足に水をかけて慣らしていきましょう。
水風呂は多くの人が利用するため潜ってはいけません。

⑥:外気浴をする

水風呂からあがったら体の水分を拭きとり、椅子に座って10分ほど外気浴をします。
このときに「ととのう」状態になります。

⑦:水分補給をする

たくさんの汗をかいているため、水分補給をしっかりしましょう。

⑧:①~⑦の手順を2・3回くり返す

①~⑦の手順を2・3回くり返しますが、慣れていない場合は1回でも大丈夫です。
くり返すときは、水分補給をこまめにとりましょう。


( 3 of 4 )

サウナで気をつけること

  

うれしい効果が得られるサウナですが、気をつけることがあります。
気持ちよくサウナに入るために、参考にしてください。

  

サウナに入ってはいけないタイミング

タイミングによってはサウナに入ると体調を崩すことがあります。
サウナに入ってはいけないタイミングはこちらです。

・ アルコールを飲んだ後
・ 満腹になった後
・ 運動の前

アルコールを飲んだ後は、体内の水分が失われている状態のため、脱水を引き起こすリスクが高まります。

また食事で満腹になった後は、消化をするために血液が胃や腸に集中していますが、サウナに入ることで血液が全身をめぐります。
その結果、消化不良となってしまうためサウナは控えがほうがよいです。

運動の前にサウナに入ると、疲労によって効果的に運動ができないことや、脱水を引き起こすリスクがあります。

   

会話は最小限にとどめる

サウナを利用している皆さんがストレスなく利用できるように、会話は最小限にとどめます。
会話をするときは大声で話さないように注意しましょう。
また咳やくしゃみをするときは、タオルで口と鼻を覆い、エチケットを守りましょう。

脱水に注意する

サウナはたくさん汗をかくため、脱水に注意が必要です。
水分補給はこまめにしましょう。また、気分が悪くなったら無理をしないことも大切です。
特に最初は体が慣れていませんので、サウナや水風呂は短めに、1サイクルで楽しみましょう。

  


( 4 of 4 )

サウナの水分補給は
天然水がおすすめ

  

サウナの水分補給は、汗で失われるミネラルが含まれた天然水がおすすめです。
天然水をおすすめする理由は、脱水は水分不足だけでなく、ミネラル不足で体内の電解質のバランスが崩れることでも引き起こされるためです。
天然水で水分補給をすれば、水分不足とミネラル不足による脱水が予防できます。

(summary)

サウナは
ウォーターサーバーで水分補給しよう

サウナの水分補給は天然水がよいことを紹介しましたが、毎回ペットボトルの天然水を購入するのは手間がかかります。
また、たくさん水分補給をするのでコストもかかるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、天然水のウォーターサーバーです。
天然水のウォーターサーバーがあると、手軽にミネラルを含んだ水が飲めます。
また水をマイボトルに入れて持ち歩けるため、サウナでも水分補給ができ、天然水を購入する手間もかかりません。

天然水が飲めるウォーターサーバーを導入し、気持ちよくサウナで「ととのう」を体験してみてください。