「ミルクづくりをするのに、適していない水ってあるのかな?」「赤ちゃんの体に入るものだから、慎重に選びたい」と悩んでいる人はいらっしゃいますか?
自分が飲む水は水道水でも大丈夫、というママでも、赤ちゃんのミルクづくりの水には気を配る人も多いかもしれません。
そこで、こちらの記事ではミルクづくりに最適な水の選び方や、ウォーターサーバーを使ってミルクづくりの方法を紹介しています。
さらに、ミルクづくりに適しているウォーターサーバーの選び方も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
きれいな水で快適にミルクを作りたい人には、ウォーターサーバーがとてもおすすめなので、チェックしてみてくださいね。

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ミルクづくりはどの水を使えばいい?
はじめに、ミルクづくりをする際に適している水はどのようなものかを紹介していきます。
赤ちゃんに飲ませるミルクなので、できる限りきれいな水を使いたいところです。
大切なポイントを確認しておきましょう。
ミルクづくりには純水を使おう
赤ちゃんのミルクを作るときは、純水を使うのがおすすめです。純水とは、不純物が極めて少ない水で、純度が高い水のことを指します。
水道水が、50mプール満タンの水の中にドラム缶数本の不純物が入っているのに対して、純水はコップ1杯ほどの不純物しか入っていません。
少しでもきれいな水を使ってミルクを作りたいなら、純水を使うのがおすすめです。
RO(逆浸透膜)に水を通して不純物を取り除く方法や、水を沸騰させてできた蒸気を改めて冷やすことで液体に戻し純水を作る方法などがあります。
ミネラルの含まれていないものがおすすめ
調乳するのに使う水は、ミネラルの含まれていないものを選ぶのがおすすめです。
なぜなら、赤ちゃんの内臓はまだ未熟なので、マグネシウムの多い水を体内に入れると内臓への負担が心配だからです。
内臓に負担がかかることで、お腹がゆるくなることもあるので、注意しましょう。
軟水のミネラルウォーターは使ってOK
とはいえ、国産のミネラルの少ない軟水のミネラルウォーターなら、赤ちゃんのミルクの調乳にも使用できます。
選ぶときのポイントとして、硬度30以下を選ぶのが目安です。
また、市販のミネラルウォーターだけでなく、水道水を煮沸した水も使用できます。
水道水は手軽な上、日本の粉ミルクは日本の水道水で作ることを想定して作られています。
そのため、煮沸した水道水で作ることで、母乳とほぼ同じ栄養が摂れるように考えられているのです。
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ミルクづくりにはウォーターサーバーが便利!
ミルクづくりを安全に、そして快適にするアイテムとして、ウォーターサーバーがあります。
ウォーターサーバーがあれば、適温に設定することもできますし、さまざまな温度の湯や水をすぐに出すことができるのがポイントです。
こちらでは、適温の温水を使用する方法と、温水と冷水を使用する方法を解説します。
温水を使って作る場合
まずは、ウォーターサーバーの温水を使ってミルクを作る方法です。
1.作りたい量の粉ミルクを、哺乳瓶に入れる
2.出来上がり量の2/3ほどの温水(70℃以上)を入れ、哺乳瓶を振って粉ミルクをしっかり溶かす
3.しっかり溶けたら、出来上がり量まで温水(70℃以上)を入れる
4.哺乳瓶を流水で冷やして、ミルクを適温(40℃前後)にする
温水と冷水を使って作る場合
続いて、さらに時短になるウォーターサーバーの温水と冷水を使ってミルクを作る方法です。
1.作りたい量の粉ミルクを、哺乳瓶に入れる
2.出来上がり量の半分ほどの温水(70℃以上)を入れ、哺乳瓶を振って粉ミルクをしっかり溶かす
3.しっかり溶けたら、調整しながらウォーターサーバーの冷水を入れる
4.最終的に適温(40℃前後)になるように、温水と冷水の量を調整する
冷水を使って温度を調整することで、哺乳瓶を流水で冷やす手間がないので、より時短でミルクを作ることができます。
ウォーターサーバーでミルクを作るのが便利な理由
ミルク作りにウォーターサーバーがあると便利な1番な理由は、水道水を煮沸してカルキ抜きをする手間がかからないことです。
ミルク作りに使うために水道水を煮沸するとなると、10分以上沸騰させ続ける必要があります。
非常に時間がかかりますが、ウォーターサーバーの温水を使うならその手間がかかりません。
また、温水や冷水を瞬時に出すことができるので、赤ちゃんのミルクが欲しい気持ちを待たせることがないのも嬉しいポイントです。
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ミルクづくりに適したウォーターサーバーの選び方
それでは、ミルクづくりにウォーターサーバーを使いたい人におすすめの、ウォーターサーバーの上手な選び方を紹介します。
赤ちゃんの飲むミルクなので、ミルクづくりに適した水が出せて、安全性が高く、衛生的にも安心なものがおすすめです。
各項目を詳しく紹介していきます。
硬度30以下のミネラルを加えていないRO水・浄水型サーバーのもの
前述した通り、ミルクづくりには硬度30以下の軟水で、ミネラルを加えていないRO水や浄水を使用するのがおすすめです。
ウォーターサーバーの主流は軟水が飲めるものですが、採水地を選べるものなどでは硬水を選ぶこともできます。
そのように、飲める水を選べるウォーターサーバーの場合は、こちらの記事で紹介したミルクづくりに適した水を選ぶといいでしょう。
チャイルドロックの設定が選べるもの
赤ちゃんが大きくなってからも使用するなら、誤ってお湯を出してしまわないように、チャイルドロックがついているものがおすすめです。
とはいえ、チャイルドロックがついていると、ミルクを頻繁に作る場合に面倒です。
チャイルドロックの解除が簡単なものや、必要・不要に合わせてチャイルドロックの設定が変えられるものなど、状況に合わせて選ぶといいですね。
温水タンクが大容量だと便利
ミルクづくりにウォーターサーバーを使うなら、常に安定してお湯を出せるように温水タンクが大きめのものが便利です。
ウォーターサーバーは、温水タンクにお湯が溜まり、そこからお湯を使ったらその分がまたタンクに補充されて温められるという仕組みになっています。
ミルクを作るには必ずお湯を使わないといけないので、温水タンクが小さすぎるとお湯が足りずに不便に感じるかもしれません。
温水タンクの平均は1.5L程度なので、これを目安にサイズを確認してみてください。
クリーン機能がついていたら衛生面も安心
赤ちゃんの飲むものなので、クリーン機能がついていると衛生的に安心して飲ませることができます。
サーバーをそのまま使い続けていると、カビなどが気になるので、赤ちゃんの口に入れるのが心配ですよね。
詳しくは、タンクやホースに熱水を循環させて熱湯消毒できるものや、紫外線で除菌できるものなどがあります。
清潔な水でミルクを作ることを重視する人は、ぜひチェックしてみてください。
ママプランがあれば安く使用できる
ウォーターサーバーは、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭のために、ママプランを用意しているものも多く、それらを利用すれば安くウォーターサーバーを利用できます。
ママプランでは、設置料が無料になったり、サーバーレンタル料が割引になったり、子どもの誕生日に水がプレゼントされたりお得なことがあります。
赤ちゃんのミルクづくりにウォーターサーバーの設置を検討するなら、利用しない手はないでしょう。
( summary )
ミネラルウォーターや
ウォーターサーバーでミルクを快適に作ろう

こちらの記事では、ミルク作りにおすすめの純水の話やウォーターサーバーがあるとミルク作りが便利になる話をしました。
赤ちゃんに健やかに育ってもらうために、不純物の混ざっていないきれいな水でミルクを作ってあげたいものですよね。
ぜひ、こちらの記事で紹介した純水やミネラルウォーター、ウォーターサーバーを上手に活用して、快適&楽にミルクを作ってみてください。