寒さを感じると「温活になるスープを飲みたい」と思うのではないでしょうか。
温活になるスープが食事に加わると、体の中から温まれますよね。
この記事では、温活になるスープレシピを紹介しています。
温まりたい日、いつもの料理にプラス一品したい時に、ご活用ください。

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温活できるスープって?
温活とは平均体温を高める活動のことをいい、温かいスープを飲むことも温活のひとつといえます。
平均体温が低いと体が冷えてしまい、頭痛や肩こり、肌荒れ、疲労感といった体の不調を引き起こす要因となることがあります。
温活する方法は、スープ以外にも衣類の調節や運動、栄養バランスのとれた食事などがあります。
温活の詳しい内容はこちらで紹介しています。
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温活できるスープレシピ
温活できるスープレシピを紹介します。
和風・中華・洋風のスープを紹介していますので、どんなメニューにも合うスープが見つかりますよ。
しょうがと豆腐の味噌スープ
和食のおかずに合わせやすいお味噌汁。
しょうがを加えることで温活スープになります。
しょうがに含まれる辛み成分の「ジンゲロール」は、加熱すると「ショウガオール」へ変化し、ショウガオールには体の中から熱をつくりだして体を芯から温める働きがあるといわれています。
豆腐の原料である大豆は、タンパク質が豊富でエネルギー源となり、ビタミンB₁は代謝を促進してエネルギーをつくります。
<材料>※2人分
・ 豆腐 1/4丁
・ 水 400CC
・ 和風顆粒だし 小さじ1/2
・ すりおろししょうが(チューブでも可) 小さじ2
・ 味噌 大さじ2
<レシピ>
- 豆腐は食べやすいサイズに切ります。
- 鍋に水・和風顆粒だし・すりおろしようがを入れて沸かし、1を入れます。
- 再度沸いたら火を止め、味噌を溶かします。
- 弱火で火をかけて、ふつふつしてきたら完成です。
しょうがをすりおろすと、しょうがの香りが引き立ちます。すりおろししょうがはチューブを使うと手間なくできます。また、乾燥しょうがをすりおろしてもよいです。
肉団子とニラの春雨スープ
中華風の春雨スープは、どんなメニューにも合わせやすいスープです。
肉団子を加えることで、エネルギーの源になるタンパク質、代謝を促進するビタミンB₁を取り入れることができます。
またニラはビタミンA・C・E、カリウムなども含まれる、栄養価の高い食材です。
<材料>※2人分
- ニラ 1/3束
- (A)鶏ひき肉 200g
- (A)しょうゆ 小さじ2
- (A)片栗粉 小さじ2
- (A)すりおろししょうが 小さじ1
- (A)ごま油 小さじ1
- (A)塩コショウ 少々
- (B)水 400ml
- (B)鶏ガラスープの素 小さじ2
- (B)しょうゆ 小さじ1
- (B)みりん 小さじ1
- 乾燥春雨 20g
- 白ごま 適量
<レシピ>
- ニラは3cm幅に切ります。
- ボウルにAをすべて加えてよく混ぜます。
- 鍋にBをすべて入れ沸騰させたら、2をスプーンで一口サイズの肉団子にして入れます。
- 肉団子が浮いてきたら、1で切ったニラと乾燥春雨を加えます。
- 2分ほど煮たら、白ごまを振ってできあがりです。
くたくたしたニラよりも、シャキッとしたニラがお好みの人は、できあがりの少し前にニラを加えてください。
野菜たっぷりトマトスープ
トマトスープはどんな野菜にも合わせやすいので、温活できる材料を取り入れやすいレシピです。
トマトはビタミンCが豊富で、鉄分の吸収を促進し貧血の予防ができる、毛細血管の機能を保持する可能性があるといわれています。
<材料>※2人分
- ブロッコリー 4房
- にんじん 1/3本
- しいたけ 2枚
- 玉ねぎ 1/4個
- オリーブオイル 大さじ1
- すりおろしにんにく 小さじ1
- カットトマト缶 100g
- (A)水 400ml
- (A)コンソメ 小さじ2杯
- (A)しょうゆ 小さじ1杯
- 塩コショウ 適量
- パセリ 適量
<レシピ>
- ブロッコリーを一口サイズに切ります。
- にんじん・しいたけ・玉ねぎを5㎜角ほどのサイズに切ります。
- 鍋を火にかけオリーブオイルを入れ、すりおろしにんにくを加えます。
- にんにくの香りがたってきたら、一と2の野菜をすべて入れて炒めます。
- 野菜がしんなりしたら、カットトマト缶を加え、Aをすべて加えます。
- 中火で10分くらい煮込みます。途中混ぜながら煮込んでください。
(にんじん・ブロッコリーが柔らかくなるのが目安)
- 塩コショウで味を整えます。
- 器に盛ってパセリを振ったら完成です。
冷蔵庫に残っている野菜を活用できます。じゃがいもや小松菜、大根などを入れてもおいしくいただけます。
かぼちゃのクリームスープ
かぼちゃのクリームスープは、洋風の食事に合わせやすいレシピです。
かぼちゃに豊富に含まれるビタミンEは、末梢の血管を広げて血のめぐりをよくする作用が期待できます。
また、とろっとしたスープで腹持ちが良く、胃に留まりやすいので、熱を長く留められるメリットもあります。
<材料>※2人分
- かぼちゃ 1/8個
- 玉ねぎ 1/4個
- 有塩バター 5g
- (A)水 150ml
- (A)コンソメ 小さじ1杯
- (A)しょうゆ 小さじ1/2杯
- 牛乳 200ml
- パセリ 適量
<レシピ>
- かぼちゃは皮をむいてワタを取り、1口サイズに切ります。玉ねぎは薄切りにします。
- 1のかぼちゃを耐熱ボウルに入れ、ラップをふんわりかけて600Wのレンジで4分加熱します。
- かぼちゃがやわらかくなったら、フォークやマッシャーでつぶします。
- 鍋を火にかけ有塩バターを入れます。
- バターが溶けたら1の玉ねぎを加え、しんなりするまで炒めます。
- 3のかぼちゃ、Aをすべて鍋に入れます。
- 沸騰したら弱火にし、牛乳を加えて混ぜながら煮込みます。
- スープが温まったら器に盛り、パセリを振って完成です。
牛乳を加えてから沸騰させると、牛乳とスープが分離してしまいますので、弱火で煮込むことがポイントです。
しめじなど、きのこ類を加えてもおいしくいただけます。
きのこ類を入れる際は、玉ねぎを入れるタイミングに一緒に炒めてください。
白菜の豆乳スープ
白菜の豆乳スープは、やさしい味わいでどんな料理にも合わせやすいスープです。
豆乳には、エネルギーの元となるタンパク質が豊富に含まれており、温活ができます。
<材料>※2人分
- 白菜 100g
- ベーコン 2枚
- (A)水 150ml
- (A)和風顆粒だし 小さじ1
- (A)味噌 小さじ1
- 豆乳 200ml
<レシピ>
- 白菜はざく切り、ベーコンは食べやすいサイズに切ります。
- 鍋に1の白菜・ベーコンとAをすべて入れて煮立たせます。
- 白菜がしんなりして水がでてきたら、弱火にして豆乳を入れます。
- スープが温まったら完成です。
味噌を加えることでコクが出て、ベーコンの塩味によって、ちょうどよいバランスのスープができます。
豆乳を加えてから沸騰させると、豆乳とスープが分離してしまいますので、弱火で温めてください。
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温活はスープだけでなく飲み物でも
温活はスープだけでなく、飲み物でもできます。
飲み物でしたら、外出から帰ってきた時、ほっと一息つきたい時などに気軽につくりやすいです。
また食事にプラスで飲み物を添えたい時、スープほどがっつりしたものではなく、簡単な飲み物を取り入れたいこともあるでしょう。
温活できる飲み物レシピはこちらで紹介しています。
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温活スープをつくるならウォーターサーバー

記事で温活できるスープを紹介しましたが、スープをつくるならウォーターサーバーがおすすめです。
どの温活スープも水を沸騰させる必要がありますので、沸騰させるまで時間がかかります。
調理にかかる時間はなるべく減らしたいですよね。
そこでウォーターサーバーがご家庭にあれば、いつでも温水が注げますので、水を沸騰させるまでの時間がぐっと短縮できます。
時間がかかって面倒に感じがちなスープづくりが簡単にできると、温活スープが取り入れやすくなります。
ウォーターサーバーを導入すれば温活スープが習慣にでき、体の中から温まれるでしょう。