寒い季節、体の冷えを感じるようになり「温かい飲み物で温活したい」と思うのではないでしょうか。
この記事では、温活できる飲み物のレシピを紹介しています。
簡単につくれるレシピとなっていますので、ぜひ活用してください。

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温活できる飲み物ってなに?
温活とは、体を温めて基礎体温を上げて体調不良を改善することです。
基礎体温が低いと体の冷えに繋がり、頭痛や腰痛、肩こり、肌荒れ、便秘や下痢などのさまざまな不調をきたすといわれています。
そこで注目されているのが、温活できる飲み物です。
温かい飲み物を飲むと体が温まりますが、飲み物に含まれる材料によって、さらに体が温まる効果が期待できます。
温活の詳しい内容はこちらの記事で解説しています。
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温活できる飲み物レシピ
温活できる飲み物レシピを紹介します。
あわせて材料の特徴も解説していきます。
しょうが湯
しょうが湯は、寒い季節におすすめの温活できる飲み物です。
しょうがに含まれる辛み成分の「ジンゲロール」は、血管を広げて血のめぐりをよくする働きがあるため体が温まる効果が期待できます。
またジンゲロールは乾燥・加熱すると「ショウガオール」へ変化し、ショウガオールは体の中から熱をつくりだして体を芯から温める働きがあります。
<材料>※1人分
- 水 コップ1杯分(150ml~200ml)
- すりおろししょうが 小さじ1(市販のチューブでも可)
- はちみつ 大さじ1
<作り方>
- 水を沸騰させコップに注ぎます。
- 1にすりおろししょうがとはちみつを加えます。
- 2をよく混ぜたらできあがりです。
お好みで輪切りレモンを浮かべたり、レモン汁を少量加えたりしますと、はちみつレモンが楽しめます。
シナモンココア
古くから漢方として活用されてきたシナモンと体が温まるココアは、温活にぴったりの飲み物です。
シナモンの成分である「シンナムアルデヒド」は、毛細血管を強化する物質を活性化するため、傷ついた毛細血管の修復がスムーズになります。
その結果、体のすみずみまで血液が届くようになり、全身が温まる効果が期待できます。
そしてココアに含まれるポリフェノールの一種である「テオブロミン」と「カカオポリフェノール」は血管を広げ、血のめぐりをよくする働きがあります。
<材料>※1人分
- 純ココアパウダー 大さじ1
- 水 コップ1杯分(150ml~200ml)
- シナモンパウダー 小さじ1/2
- はちみつ 大さじ1
- シナモンパウダー 少量(仕上げ用)
<作り方>
- 純ココアパウダーをコップに入れます。
- 水を沸騰させ、大さじ1杯ほどのお湯を1に注ぎます。
- 2を混ぜ、純ココアパウダーを練りながら溶かします。
- シナモンパウダーとはちみつを3に加えます。
- 2の残りの水を再度沸騰させて4に注ぎ、よく混ぜます。
- 仕上げにシナモンパウダーを少量振ったら完成です。
お湯の代わりに、牛乳や豆乳を用いてもおいしくいただけます。
牛乳や豆乳を用いる場合は、沸騰させると分離してしまいますので、沸騰直前で火を止めるようにしましょう。
完成したらお好みでマシュマロを浮かべると、より甘いシナモンココアがいただけます。
ゆずジャム紅茶
ゆず紅茶は、マイルドな酸味を味わいながら温活できる飲み物です。
ゆずの皮の内側の白い部分や筋に多く含まれる「ヘスペリジン」は、ポリフェノールの一種で血のめぐりをよくする作用があります。
また紅茶に含まれるポリフェノールの一種である「テアフラビン」も、血のめぐりをよくする作用がありますので、体が温まる効果が期待できます。
今回は簡単にいただけるティーバッグのレシピを紹介していますが、茶葉から抽出すると一層香りと風味が楽しめます。
<材料>※1人分
- お好きなティーバッグ 1杯分
- 水 コップ1杯分(150ml~200ml)
- ゆずジャム(ゆずの皮が含まれているもの) 大さじ1
<作り方>
- ティーバッグをコップに準備します。
- 水を沸騰させ、1に注ぎます。
- 蒸らして味を抽出したら、ティーバッグを取り出し、ゆずジャムを加えます。
- 3をよく混ぜたら完成です。
ゆずジャムには砂糖が入っており十分な甘さがあるため、はちみつなどを加えなくてもほんのり甘さを感じることができます。
ゆずジャムの代わりに、ゆずの果実でもおいしくいただけます。
ゆずの果実を加える場合は、ゆずを輪切りにしてお使いください。
ティーバッグを取り出した後、輪切りにしたゆずの果汁を絞り、コップに浮かべると自然なゆずのおいしさが楽しめます。
十分甘さを感じることができますが、もっと甘みを加えたい場合は、はちみつや砂糖を適量加えてください。
しょうがルイボスティー
「紅茶を飲みたいけどカフェインを摂りたくない」という人には、ルイボスティーがおすすめです。
ルイボスティーにはカフェインが含まれておらず、血のめぐりをよくする「テアフラビン」が含まれていますので、温活できる飲み物です。
ルイボスティーはスパイスのような強い風味がありますので、しょうがスライスと一緒に蒸らすことで味のバランスがとれます。
<材料>※1人分
- ルイボスティーのティーバッグ 1杯分
- 水 コップ1杯分(150ml~200ml)
- しょうがスライス 2枚ほど
- はちみつ 大さじ1
<作り方>
- ルイボスティーのティーバッグをコップに準備します。
- 水を沸騰させ、1に注ぎます。
- 2のコップにしょうがスライスを加えます。
- 蒸らして味を抽出したら、ティーバッグを取り出します。
- 4にはちみつを加え、よく混ぜて完成です。
しょうがスライスは取り出さず、そのままでお召し上がりください。
しょうがスライスを準備するのが面倒でしたら、すりおろしのしょうがチューブを使用しても作ることができます。
しょうがチューブを使う際は小さじ1杯からためし、味見をしてしょうがの風味が物足りなければ、しょうがを追加していきましょう。
ホットチョコレート
ホットチョコレートはおやつにもなりますので、小腹が空いた時の温活におすすめの飲み物です。
チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」と「テオブロミン」は、血のめぐりをよくする作用があります。
<材料>※1人分
- 板チョコレート 50g
- 牛乳 コップ1杯分(150ml~200ml)
<作り方>
- 板チョコレートを砕きます。
包丁で刻んでもよいですし、チョコレートをジッパーつきの袋に入れてめん棒で叩いて砕いてもよいです。
- 1と牛乳をボウルなどの耐熱容器に入れてラップをし、600Wのレンジで2分加熱します。
- 泡だて器でよく混ぜ、耐熱容器からコップに注いで完成です。
ミルクフォームがありましたら、ミルクフォームで泡立てるとフワフワの泡になります。
お好みでマシュマロをのせたり、シナモンを振りかけたりすると、見た目や味が違って楽しめます。
牛乳の代わりに豆乳を使ってもおいしくいただけます。
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ウォーターサーバーがあれば
温活できる飲み物が簡単に
温活できる飲み物レシピを紹介しましたが、お湯を使うレシピは水を沸かす必要があります。
水を沸かすのを面倒に感じると「もっと気軽に温活できる飲み物がつくりたい」と思うのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのがウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーはいつでも温かいお湯が注げますので、水を沸騰させる手間がかかりません。
そのため面倒に感じず、気軽に温活できる飲み物がつくれます。
寒い季節、温活できる飲み物がすぐにつくれますと、体の冷えが予防でき基礎体温の上昇に繋がります。
そして、冷えによるさまざまな体調不良の改善が期待できるでしょう。
ウォーターサーバーを取り入れて、温活できる飲み物を気軽に飲んでみてはいかがでしょうか。
温活スープレシピはこちらの記事で解説しています。
〈参考サイト〉