ティータイムで紅茶をおいしくいただくコツ!|紅茶の淹れ方と茶葉の種類も紹介します

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自分で紅茶を淹れると「物足りない」と感じることはないでしょうか。
ほっと一息つけるティータイムは、おいしい紅茶とともに過ごしたいですよね。

そこで今回は、紅茶をおいしくいただくコツを紹介します。
紅茶の淹れ方を丁寧に説明しているので、ぜひ参考にしてください。

あわせて紅茶の茶葉の種類と特徴、おすすめの茶器も紹介しています。
記事を最後まで読んでいただければ、いつもの紅茶が一層、おいしくなりますよ。


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紅茶をおいしくいただくポイント

紅茶をおいしくいただくポイントを3つ紹介します。

100度に沸かした熱湯

温かい紅茶をいただく場合、水は100度に沸かしましょう。

100度に沸かすとブクブクと熱湯に空気が含まれます。この空気が一つひとつの茶葉をジャンピングさせるので、紅茶の味と香りが抽出されやすくなるのです。

ジャンピングとは、茶葉の入ったティーポットに熱湯を注ぐと、茶葉が上下に動くことをいいます。まるでジャンプしているように見えることから「ジャンピング」と呼ばれています。

軟水

水には硬水と軟水の2つの種類があり、紅茶に適しているのは軟水です。

硬水と軟水の違いは、水1Lあたりに含まれるミネラルの量で、ミネラルの量は「硬度」といいます。

WHO(世界保健機構)の基準では、硬度120㎎/L以上の水は硬水、硬度120㎎/L未満の水は軟水と定められています。

日本の水道水は軟水であり、紅茶に適している水なのです。

おいしい水

紅茶は水の味に左右さやすいため、おいしい水で淹れるとおいしくいただけます。

特に水出し紅茶の場合、水道水で紅茶を淹れるとカルキ臭が気になることはないでしょうか。カルキ臭の強い水道水は、おいしい紅茶の味と香りが損なわれてしまいます。

おいしい水で紅茶を淹れるなら、ウォーターサーバーがおすすめです。 ウォーターサーバーの水はカルキ臭がないため、おいしく紅茶をいただけますよ。


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おいしくいただく紅茶の淹れ方

紅茶をおいしくいただくポイントをふまえ、紅茶の淹れ方を紹介します。

リーフティーとティーバッグ、水出し紅茶の淹れ方をそれぞれ紹介するので、いつも使われているタイプを確認してみてくださいね。

リーフティーの紅茶

リーフティーは、茶葉の味と香りがより楽しめるのが特徴です。

少し手間はかかりますが、その分おいしい紅茶がいただけます。

1 沸騰したお湯をポット・カップに入れ温める。

2 茶器が温まったらお湯を捨て、ポットに茶葉を入れる。
【カップ1杯分の茶葉の目安】
・大きい茶葉はティースプーン山盛り(3g)
・細かい茶葉はティースプーン中盛り(2.5~3g)

3 沸騰したお湯をポットに入れる。
カップ1杯のお湯の目安は150ml

4 沸騰したお湯をポットに入れ、蓋をして蒸らす。
【蒸らし時間の目安】
・大きい茶葉は3分以上
・細かい茶葉は2分半~3分

5 蓋を外し、ティースプーンで茶葉をおこすように軽く混ぜる。

6 茶こしを使ってカップに紅茶を注ぐ。
複数のカップに注ぐ際は、一度に同じカップに注がず、順にカップに注ぐ。

ポットに紅茶があまったら、茶こしを使って別のポットに移しておくと、時間が経っても渋みが出にくくなります。

ティーバッグの紅茶

ティーバッグは簡単に紅茶を淹れることができ、気軽においしい紅茶をいただけるのが特徴です。

1  沸騰したお湯をカップに入れて温める。

2 お湯を捨て、沸騰したてのお湯をカップに入れる。
カップ1杯のお湯の目安は150ml

3 ティーバッグを入れ、蓋をして蒸らす。
1杯につき1つのティーバッグ
蒸らす時間は種類によって異なるので、パッケージを確認しましょう。

4  蓋を外し、ティーバックを軽く振って引き上げる。

ポットでティーバッグを淹れる際も、同じ手順で淹れられます。

水出し紅茶

水出し紅茶は、暑い日においしくいただける紅茶です。

朝に水出し紅茶を淹れておくと、日差しの強い昼においしくいただけます。

1 容器に水を入れ、ティーバッグを入れる。
500mlの水にティーバッグ2~3個が目安

2 蓋をして常温で2時間ほど置く。

3 冷蔵庫で冷やす。

4 コップに注いで出来上がり。

茶葉でも同じように水出し紅茶を淹れられます。

茶葉で淹れる際は、水500mlに対しティースプーン2杯(5~6g)が目安です。

水出し紅茶を淹れたら、衛生面からその日のうちに飲み切りましょう。


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きっと見つかるあなたに合う紅茶

紅茶の茶葉にはさまざまな種類があります。

ここでは茶葉の種類を紹介するので、あなたに合う紅茶を見つけましょう。

ダージリン

まるでマスカットのような香りが楽しめるのがダージリン。

色が薄く上品な香りから「紅茶のシャンパン」ともいわれています。

収穫シーズンは3~11月、クオリティのピークは5~6月です。

アッサム

アッサムは、コクのある強い味わいと芳醇な香りが楽しめます。

ミルクとの相性がとてもよく、ミルクティーが好きな方におすすめです。

収穫シーズンは3~11月、クオリティのピークは6~7月です。

ウバ

ウバは芳醇で刺激的な味わい、バラのような甘く強い香りが楽しめます。

タンニンが多く含まれているため、キレのある特有の渋みが特徴です。

ウバは1年を通して収穫でき、クオリティのピークは8~9月です。

セイロン

セイロンは、フレッシュで爽やかな風味が特徴です。

クセが無いためさまざまなアレンジを楽しむことができ、ミルクやジャム、フルーツをいれてもおいしくいただけます。

セイロンは1年を通して収穫でき、クオリティのピークは1~2月です。

ニルギリ

ニルギリは、ほのかな香りと穏やかな口当たりが特徴です。

渋みが出にくいためフルーツとの相性がよく、レモンやイチゴ、リンゴともよく合います。

セイロンは1年を通して収穫でき、クオリティのピークは1~2月です。


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おいしい紅茶をいただくおすすめの茶器

紅茶は茶器の種類によっても風味が変わります。

おいしく紅茶をいただく茶器の素材とカップの形を紹介します。

茶器の素材

茶器の素材はガラス、陶器がおすすめです。

鉄製の素材は紅茶の風味に影響が出たり、紅茶の色が黒ずんだりするため向いていません。

ガラスの茶器で紅茶を淹れると、茶葉の動きや透き通った色を楽しめます。陶器の茶器は保温性に優れているため、温かい紅茶を長くいただけます。

カップの形

カップの形は口が広がっているタイプがおすすめです。

カップの口が広がっていると、テーブルに紅茶を淹れたカップを置くだけで、ふわっとした香りが広がります。そして、飲む直前の紅茶の香りも楽しめます。


( summary )

ウォーターサーバーならいつでもおいしい紅茶がいただける

紅茶を淹れる際に、毎回水を沸騰させるのは面倒と感じる方や、水出し紅茶を楽しみたいという方にはウォーターサーバーがおすすめです。

ウォーターサーバーは沸騰したお湯は出せませんが、ウォーターサーバーの種類によって90℃以上のお湯を出せます。

また、ウォーターサーバーからお湯を注ぐとき、茶器にお湯が当たるだけでも空気が含まれるのでおいしい紅茶になります。そして水道水のようなカルキ臭はないため、紅茶のそのままの味と風味を楽しむことができますよ。

素早くおいしい紅茶を淹れられるウォーターサーバーは、ほっと一息つける時間が今よりも長くなります。

ウォーターサーバーで、手軽においしい紅茶をいただきませんか。