「ウォーターサーバーの導入を検討しているけれど、コスパが低いって本当?」
「ウォーターサーバーがなくても水は使えるけれど、導入している人が多いのはなぜ?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいますか?
ウォーターサーバーは便利そうでも、費用のことを考えると利用を躊躇してしまって…という人も多いかもしれません。
そこでこちらの記事では、ウォーターサーバーは水道水やペットボトルの水に比べてコスパが低いのかということや費用がかかっても、ウォーターサーバーを導入するメリットについて紹介します。
ウォーターサーバーが高く感じてしまう理由についても解説するので、費用面で導入するか二の足を踏んでいる方は、最後まで確認してみてくださいね。

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ウォーターサーバーは高い?水道水やペットボトルと比較
はじめに、「コスパ」ではなくそれぞれの「コスト」を見ていきましょう。
ウォーターサーバーは実際に高いのか、水道水やペットボトルの水と比較して解説していきます。
コストだけで見るとウォーターサーバーが最も高価そうだと想像する人も多いかもしれませんが、実際どうなのかを詳しくみていきましょう。
コストが抑えられるのは圧倒的に水道水
ウォーターサーバーとペットボトルの水、水道水で比較すると、コストの安価さだけで選ぶなら圧倒的に水道水です。
地域により水道代はさまざまですが、飲み水や料理の水だけでなく、お風呂や洗濯、トイレなどで使用する生活用水を含めても、月に1万円程度でおさまる世帯がほとんどではないでしょうか?
安い地域なら、2ヶ月で5千円ほどで水道が利用できることもあり、水の味や質にこだわりがないなら水道水が最もお得に使用できます。
日本の水道水は安全性も高い
日本の水道水はコストが抑えられるだけでなく、安全性の高さも申し分ありません。
非常に高い水質基準が設けられているため、水道水を飲んでもお腹を壊したり体調が悪くなったりすることはほとんどないと言えるでしょう。
とはいえ、水道水には微量ながら消毒用の塩素が配合されているため、これをまずいと感じる人もいます。
飲み水や料理に使う水は、おいしくてより安心安全なものを、と考えている人は、コストだけで選ばずに水質や味わいもチェックする必要があります。
ペットボトルはおいしい水が安価で買える
おいしくて、ミネラル成分が配合されている天然水を飲みたいなら、ウォーターサーバーかペットボトルを選ぶ必要があります。
どちらかを選ぶ上でコストを抑えることを重視するなら、ペットボトルを選ぶ方がいいでしょう。
ペットボトルの天然水はメーカーにより価格はさまざまですが、だいたい2Lですと150円程度で購入できます。
天然水をとにかく安価で使いたい、という場合はペットボトルで購入する方がお得だと言えます。
ウォーターサーバーはコストだけで見ると1番高い
水道水やペットボトルと比較すると、ウォーターサーバーの天然水は2Lで300円前後なことが多いので、ウォーターサーバーが最も高いことがわかります。
とにかく水の安さを重視したり、おいしい水は飲みたいけれどコストを抑えたい人には、ウォーターサーバーは向いていないかもしれません。
しかし、ウォーターサーバーにはおいしい水が飲めるだけでなく、他にもたくさんのメリットや魅力があります。
コストがかかっても、ウォーターサーバーを導入する人が多い理由やウォーターサーバーの魅力を次の章で紹介していきます。
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ウォーターサーバーを導入するメリット5選
上記のように、ウォーターサーバーよりも水道水やペットボトルの水の方が、価格面だけで見ると有利なことが多いです。
それでも、ウォーターサーバーには導入することで得られる数多くの魅力があります。
5つ紹介するのでぜひ1つずつチェックして、大きなメリットだと感じる人は導入を検討してみてくださいね。
安全でおいしい水を冷水でも温水でも手軽に使える
ウォーターサーバーの最大の魅力は、安全でおいしい水を使いたいタイミングで冷水、常温水、温水がすぐに出せるところです。
水道水もペットボトルの水も熱湯にしたい場合は、ポットやケトルを使って沸騰させなくてはいけません。
また、常温から冷水にするなら、一定時間冷蔵庫で冷やしておく必要もあります。
その点、ウォーターサーバーはコックやボタンを操作するだけで、すぐに欲しい温度の水が出てくるのが魅力です。
料理でも大活躍する
ウォーターサーバーがあれば、料理でお湯を使いたい時にもすぐに使用できて時短になります。
また、お米をおいしく炊くことができたり、麺類をゆでたり、煮物を作るのに使ったり、さまざまな面でおいしい水を使えるのが利点です。
ペットボトルの水は「飲み水用」として使い、料理には水道水をそのまま使用しているご家庭は多いのではないでしょうか。ペットボトルの水をたくさん使うともったいないと考えてしまいます。
対して、ウォーターサーバーがあれば、ペットボトルほど使用量を気にせず使えます。浄水型ウォーターサーバーですと、水道水を使いますので、まったく使用量を気にする必要はありません。コックを捻ったりボタンを押したりすれば水が出てくるので、料理中でも手軽に使えるのもウォーターサーバーがあると便利な点です。
赤ちゃんに安心して飲ませられる
ウォーターサーバーは、赤ちゃんの身体にやさしい軟水の天然水や安心安全なRO水が使えます。赤ちゃんのミルクづくりや離乳食づくりにもぴったりです。
大人が飲む水は、水道水でも抵抗がない人はいるかもしれませんが、赤ちゃんのミルクづくりにはきちんと沸騰させて塩素を除去した水を使わなくてはいけません。
その点、ウォーターサーバーの水なら不純物が入っていないので、そのままミルクを作るのに使えますし、ミルクづくりの際に、お湯を沸騰させる手間がかからないのも時短になって助かります。
赤ちゃんのために、手軽に安心な水を使いたい人はウォーターサーバーが大活躍しますよ。
定期的に配送してもらえる
ウォーターサーバーを契約すれば、必要な水を定期的に配送してもらえるのが便利です。
ペットボトルの水もネットで買えば持ち運ぶ必要はありませんが、自分で注文する必要があります。
その点、ウォーターサーバーは決まった期間ごとに決まった水が届くので、頼み忘れ・買い忘れの心配がありません。
災害用の備蓄水にもなる
ボトル型のウォーターサーバーなら、万が一の災害にも安心な備蓄水になります。
多めの水を配送してもらい、備蓄しながら消費していくので、常に新しい水を保存することができますよ。
災害時にも使用したい場合は、万が一停電しても安心な、電気を使わなくても水を出せるサーバーを選んでおくのがおすすめです。
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ウォーターサーバーのコスパが低く感じやすい理由は?
ウォーターサーバーは、他の水よりもコスパが低くても導入したいメリットがあることがわかりました。
そして、「ウォーターサーバーはコスパが低い」と感じやすくなる理由も存在します。
1つずつ確認して、契約してから「ウォーターサーバーが想定よりも高くて失敗した」と思わないようにしっかり把握しておきましょう。
想定よりも水をたくさん消費した
まずは、自分が考えていたよりもウォーターサーバーの水をたくさん使ったときです。
例えば、月にボトル3本で足りると思ったのに、実際には5本使うのが適量だった場合、2本分予算を安く見積もっていることになります。
「思ったより価格が高い」とならないためには、思っているよりも多めに水を使うかもしれないことを考慮しておく方がいいでしょう。また、たくさん水を使う方で、天然水にこだわらないのであれば、浄水型ウォーターサーバーを選ぶと使用量を気にする必要がなく、好きなだけ、おいしい水が使えます。
水の料金以外の使用料が高かった
ウォーターサーバーは、使用する水の料金以外にも、レンタル料金やサポート料金が発生することがあります。
こちらは、メーカーによってさまざまなので、前もって確認しておくようにしましょう。
また、水の料金以外の費用をなるべくかけたくない場合は、レンタル料が無料のメーカーからチョイスするのもおすすめです。
水の最低使用量が決まっていた
メーカーによって、水の注文の最低ノルマが決まっていることがあるので注意しましょう。
例えば一人暮らしの方など、自分の希望はボトル1本だけで良くても、最低1ヶ月に2本は頼まないといけないという決まりがあるケースが多いです。
とはいえ、あまり使わない月は配送をスキップできるメーカーもも多いため、上手に活用してみてください。
また、少量しか使わないなら、もともとノルマがないサーバーを選ぶ方が安心です。
( summary )
メリットがいっぱいの
ウォーターサーバーを活用しよう

こちらの記事では、ウォーターサーバーのコスパについて、水道水やペットボトルの水と比較しながら解説しました。
ウォーターサーバーは他の水に比べて価格が高めではありますが、その分、安心安全で便利な点がたくさんあるので、これらを魅力に感じる人はぜひ導入を検討してみてくださいね。
自分が重視するのが、コスパの高さなのか利便性なのか、おいしさや安全性なのか、しっかりと考えて検討するのがおすすめですよ。