小さいからといって選んでいい?コンパクトな卓上型ウォーターサーバーの種類とメリット・デメリット

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ウォーターサーバーを利用してみたいけれど、実際に部屋に置くことを考えると置くスペースがなかったり、部屋の雰囲気が壊れてしまうのではないかと心配に思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが、卓上型ウォーターサーバーというコンパクトなウォーターサーバーの種類です。

とはいえ、卓上型ウォーターサーバーの種類やメリット・デメリットを知らないという方も多いのではないのでしょうか。

そこで本記事では、卓上型ウォーターサーバーの種類やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

「コンパクトだから、卓上型ウォーターサーバーで!」と決める前に、チェックすべき点がりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。


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そもそも卓上型ウォーターサーバーとは?

  

卓上型ウォーターサーバーとは、その名の通り机や棚、キッチンカウンターなどの上に設置することのできるコンパクトなウォーターサーバーのことを指します。

一般的にイメージされるウォーターサーバーは床に直接置いて設置する比較的大きなウォーターサーバーではないでしょうか。実は卓上型ウォーターサーバーは、床に直接置くウォーターサーバーと機能性はほとんど同じです。


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卓上型ウォーターサーバーの種類

  

卓上型ウォーターサーバーの種類は大きく分けて下記の3つです。

・ウォーターボトル宅配型
・水道直結型
・水道水補充型

それぞれの種類について詳しく解説していきます。

 

1. 卓上型ウォーターサーバー【ウォーターボトル宅配型】

ウォーターボトル交換型は、定期的に送られてくるウォーターボトルを取り付けて利用するタイプのウォーターサーバーです。

「天然水」と不純物を限りなく取り除いた「RO水」から選ぶことができます。

また、卓上型になりますとウォーターボトルを上部につけるタイプしかないため、設置する高さには注意が必要です。棚に置くことを想定している際は、その高さに注意してください。

 

2. 卓上型ウォーターサーバー【水道直結型】

水道水直結型は、水栓とウォーターサーバーを連結させて利用するタイプのウォーターサーバーです。

水道水を利用するため、ボトルの交換や給水などの面倒な作業は必要ありませんが、水道管を分岐させるための初期工事が必要になります。

 

3. 卓上型ウォーターサーバー【水道水補充型】

水道水補充型は、水道水をウォーターサーバーに注ぎ入れて、利用するウォーターサーバーです。

こちらも水道水を利用するため水の料金はかかりません。そして、直結型ではありませんので、初期工事がなく、設置すればすぐに使用できます。半年に1回ほどの頻度で卓上型ウォーターサーバー内部に設置されているフィルターカートリッジを交換する必要があります。

 


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卓上型ウォーターサーバーのメリット

 

卓上型ウォーターサーバーのメリットは下記の4つです。

・狭いスペースでも設置できる
・部屋の景観を損なわずに設置できる
・床置きよりも水が出しやすい
・ボトルの交換の負担が少ない

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

 

1.狭いスペースでも設置できる

卓上型ウォーターサーバーは床置き型に比べて非常にコンパクトなため、狭いスペースにも設置することができます。

そのため、床置き型ウォーターサーバーを置く場所を確保できないけれど、ウォーターサーバーを利用したいという方でも利用することが可能です。

とはいえ、実は卓上型と床置き型の縦横の大きさはほとんど変わらず、高さだけが大きく異なりますので、設置面のスペースに関しては変わりないことには注意しましょう。

 

2.部屋の景観を損なわずに設置できる

卓上型ウォーターサーバーはコンパクトで圧迫感がないため、部屋の景観を損なわずに設置することができます。

床置き型ウォーターサーバーを設置する場合、どうしても存在感があるためインテリアにこだわっている方にとっては邪魔に感じてしまう可能性もあるでしょう。

しかし、卓上型ウォーターサーバーであれば目立たない場所に設置することもできるため、インテリアに合わせて設置しやすく、すぐに置き場所を変えることもできます。

 

3.床置きよりも水が出しやすい

床置き型ウォーターサーバーの給水口は腰〜胸くらいの高さに設置されていることが多いため、水のコップに注ぐときにしゃがむ必要がある場合も多いですが、卓上型ウォーターサーバーであれば使い勝手のよい高さの台などに設置することができるため、給水時のストレスを軽減することができます。

何度もしゃがんで給水すると腰を痛めてしまう原因にもなるため、カラダの負担も軽減することができますよ。

 

4.ボトルの交換の負担が少ない

ウォーターボトル宅配型であっても、卓上型ウォーターサーバーですとウォーターボトルもコンパクトです。

そのため、ウォーターボトルを交換する際も軽いので、負担が少なく簡単に交換することができます。

床置きタイプのボトル交換が大変そうだと感じている方であっても、卓上型ウォーターサーバーであればラクラク交換することができます。


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卓上型ウォーターサーバーのデメリット

  

卓上型ウォーターサーバーのデメリットは下記の3つです。

・転倒する危険性がある
・電気代の節約にはならない
・水の交換頻度が高くなる場合もある

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

 

1.転倒する危険性がある

床置き型ウォーターサーバーは転倒防止のための金属などで固定されているものもあり、ある程度の重さがあり、転倒の恐れは少ないでしょう。しかし、卓上型ウォーターサーバーは軽量なものが多く、転倒防止用の固定がされていないため、転倒に注意する必要があります。

とはいえ、転倒しやすい構造はしておらずそのまま置いても安定感はありますので、地震や子どもの接触などに備えて滑り止めシートでも十分な対策になるでしょう。

また、家族の生活動線を考え、転倒を防げるように設置してください。

2.電気代の節約にはならない

卓上型ウォーターサーバーはコンパクトであることから電気代の節約になるというイメージを持っているという方も多いですが、床置き型ウォーターサーバーと電気代はほとんど変わらないため、電気代の節約には繋がりません。

電気代を節約したいのであれば、ウォーターサーバーのタイプに関わらず「節電モード」が搭載されているかどうかをチェックしましょう。

3.水の交換頻度が高くなる場合もある

ウォーターボトル宅配型の卓上型ウォーターサーバーを利用する場合、床置き型ウォーターサーバーよりも小さいボトルになることがほとんどであるため、たくさん水を利用するという方はボトルの交換頻度が高くなってしまいます。

また、水道水補充型の場合も同じで、タンクが小さい分、水の補充を頻繁にする必要があることを念頭においておきましょう。

ウォーターサーバーの水を飲料水だけではなく、料理やペットなどにも利用する場合は、水道直結型ですとボトル交換も水道水の補充の手間も省けます。

  

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まとめ

本記事では、卓上型ウォーターサーバーの種類やメリット・デメリットについて詳しく解説していきました。

卓上型ウォーターサーバーは床置きタイプに比べると置ける場所の選択肢が増えますし、高さが無いため、部屋への圧迫感を感じさせないなど、部屋のインテリアに関しても大きなメリットがあります。飲料水として飲むだけの方にとってはちょうどウォーターサーバーです。

一方で、料理やペットなどにもウォーターサーバーの水を利用する場合は、ウォーターボトル宅配型や水道水補充型を利用すると不便に感じてしまうこともあります。

そのため、ご自身が利用する目的や頻度に応じて、卓上型ウォーターサーバーの中でも適切なタイプを選ぶことが大切です。

ぜひ本記事を参考にして、あなたに合ったウォーターサーバーを選んでみてください。