ウォーターサーバーを家に設置したいと考えたとき
「ウォーターサーバーのメンテナンスってどうするの?」
「ずっとサーバー内に、水が入ってるけど衛生的に大丈夫?」
と気になりますよね。
ウォーターサーバーのメンテナンス方法を知っておけば、家に設置してからも清潔な水を飲み続けることができ安心ですよ。
今回は、ウォーターサーバーのメンテナンスの必要性とメンテナンスの方法について紹介します。

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ウォーターサーバーの
メンテナンスって必要?
ウォーターサーバーのメンテナンスは、ウォーターサーバーの種類によって必要・不要か異なります。
メンテナンスが不要なウォーターサーバーは、ウォーターサーバー本体に内部をきれいにする機能が備わっているので、清潔を保てているのです。
一方、メンテナンスが必要なウォーターサーバーは、数年に一度無料でウォーターサーバーを交換する製品や業者が無料でウォーターサーバーを分解しメンテナンスするものもあります。
しかしメンテナンスが不要だからといって、自分でお手入れをしなくて良いというわけではありません。
どのタイプのウォーターサーバーでも、セルフでの定期的な掃除は必要です。
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ウォーターサーバーの掃除って
どうして必要なの?
ウォーターサーバーの掃除が必要な理由は、ウォーターサーバーは雑菌が繁殖したり、空気中のホコリ・チリ・細菌が入ったりすることがあるため、掃除を怠ると不衛生になるからです。
特に水の注ぎ口部分は、手やコップの飲み口が触れたり、水跳ねがある部分のため、雑菌が繁殖しやすい場所です。
また、ウォーターサーバー本体にホコリが溜まっている状態だと、内部にホコリが入りやすくなります。
定期的にセルフで掃除することで、安心して長く清潔な水を飲み続けられますよ。
「セルフで掃除って面倒」と感じるかもしれませんが、とても簡単にできるので安心してください。
次の項目で紹介するセルフでの掃除方法を参考にしてくださいね。
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ウォーターサーバーの
セルフでの掃除方法
ウォーターサーバーのセルフでの掃除方法を紹介します。
セルフで掃除する箇所はこちらの5つです。
・注ぎ口
・水受け皿
・本体(全面・背面)
・水ボトル差し込み口(水ボトル交換タイプのウォーターサーバーの場合)
・貯水タンク(浄水型タイプのウォーターサーバーの場合)
それぞれの掃除方法を、頻度とともに詳しく説明します。
注ぎ口の掃除
注ぎ口の掃除の頻度は、最低でも週に1回以上です。
水の注ぎ口は手が触れたり、コップの飲み口が触れたりする部分のため、雑菌が繁殖しやすいので頻回な掃除が必要です。
【注ぎ口の掃除の手順】
1.注ぎ口は清潔な布巾やキッチンペーパーを濡らしてやさしく拭きます。
2.汚れが取れにくい場合は、メラミンスポンジや市販のアルコールを使って落としましょう。
3.注ぎ口の内部は綿棒や歯ブラシを使って掃除します。
4.掃除が完了したら、ウォーターサーバーの水とお湯をコップに注ぎ、掃除でとれた汚れを流します。
お湯の注ぎ口が熱い場合がありますので、やけどをしないように掃除の際は十分注意しましょう。
注ぎ口の先端が取り外し可能なウォーターサーバーでしたら、先端を取り外して流水で洗います。
水受け皿の掃除
水受け皿の掃除の頻度は週に1回です。
ホコリや水が溜まりやすい水受け皿は、掃除しないと雑菌やカビの温床になります。
水受け皿は取り外し可能なウォーターサーバーが多く、取り外して掃除をします。
中性洗剤とスポンジで水受け皿を洗って流し、しっかり布巾やキッチンペーパーで拭いて掃除完了です。
水分を拭き取らないとカビが生える原因となるので、しっかり拭き取りましょう。
本体の掃除(表面・背面)
ウォーターサーバー本体の外側の掃除の頻度は1ヶ月に1回です。
ウォーターサーバーの上部や背面は、ホコリがたまりやすいです。
表面の掃除方法は、清潔な布巾やキッチンペーパーを濡らしてやさしく拭きます。
背面の掃除方法は掃除機でホコリを吸い取った後、清潔な布巾やキッチンペーパーを水で濡らしてよく絞ってから拭きます。
背面を掃除する時は、高温によるやけど防止のため必ずコンセントを抜いてください。
水ボトルタイプ:水ボトル差し込み口の掃除
水ボトルを入れ替えるタイプのウォーターサーバーの場合、水ボトルの差し込み口が水で濡れる場合があります。
掃除をするタイミングは、水ボトルを交換する時です。
清潔な布巾やキッチンペーパーで拭き、アルコールスプレーを使って除菌します。
清掃後は空気中の異物が付着することがありますので、速やかに水ボトルをセットしましょう。
浄水型タイプ:貯水タンクの掃除
水道水を注ぐタイプの浄水型タイプのウォーターサーバーの場合、貯水タンクの掃除が必要です。
掃除をするタイミングは3日に1回、または貯水タンクを取り外したタイミングです。
掃除方法は貯水タンクを取り外し、中性洗剤とスポンジで洗います。
洗ったら流水で貯水タンクをすすぎ、乾いた布巾やキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
給水口の中は綿棒で掃除しますが、給水口の中に落ちないように注意しましょう。
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ウォーターサーバーの
内部洗浄は自分ではできない
ここまでウォーターサーバーのセルフでの掃除方法を紹介しましたが、内部洗浄は自分ではできません。
内部の洗浄はどうするのかというと、ウォーターサーバー本体に内部をきれいにする機能が備わっているタイプや定期的にウォーターサーバー本体の交換したり、分解してメンテナンスをするメーカーがあります。
ウォーターサーバー本体の交換や分解はイメージできますが、内部をきれいにする機能はイメージしづらいと思いますので詳しく紹介します。
温水を循環させるクリーン機能
ウォーターサーバーは冷水と温水が出るタイプが多くあります。
この温水をウォーターサーバー内のタンクやホースに循環させ消毒する機能がクリーン機能です。
メーカーによってフレッシュ機能、オートクリーン機能など名称は異なりますが、消毒する方法はほとんど同じです。
クリーン機能作動中は冷水と温水ともに使用できませんので、ウォーターサーバーを使わない時間帯である就寝前や外出中にするのが良いでしょう。
UV殺菌機能
ウォーターサーバーには、紫外線を使ったUV除菌機能が備わったタイプがあります。
UV除菌によりウォーターサーバーやボトル内部の清潔が保てます。
UV除菌機能は自動で定期的にするウォーターサーバーが多く、除菌中もウォーターサーバーが利用できるのがメリットです。
フィルター
水道水を注ぐタイプの浄水型タイプのウォーターサーバーには必ずフィルターあります。
水道水をフィルターでろ過することで、不純物を取り除いたおいしい水が飲めます。
ウォーターサーバーによってフィルターの種類が異なり、ホコリ・チリの除去はもちろん、とても小さい微粒子レベルの不純物が取り除けるフィルターもあります。
フィルターがあるウォーターサーバーは、定期的なフィルター交換が必要です。
フィルターはカートリッジともいわれ、カートリッジの交換時期の目安はウォーターサーバーによって異なります。1ヶ月に1回のものもあれば、6ヶ月に1回で済むものもあります。
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セルフメンテナンスで
清潔でおいしい水を飲もう

今回は、ウォーターサーバーのメンテナンスの必要性とセルフの掃除方法、内部洗浄機能についても紹介しました。
ウォーターサーバーは、メンテナンス不要なタイプでもセルフでの掃除は必須です。
セルフでの掃除を定期的にすることで衛生が保たれ、清潔でおいしい水を飲み続けることができますよ。
ウォーターサーバーを設置しようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。