「浄水型ウォーターサーバーが気になっているけれど、種類がありすぎてどのように選べばいいかわからない」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
ウォーターサーバーには、ボトルに入った天然水などが宅配される宅配型とウォーターサーバーに水道水を注ぎ、ろ過して使用する浄水型の2種類があります。
近頃、このうち、手軽に使える浄水型ウォーターサーバーに人気が集まっています。
デザインもオシャレ家電のようなものもあり、スタイリッシュな生活を送れるアイテムとしても注目されています。
こちらの記事では、浄水型ウォーターサーバーを選ぶ際の比較ポイントを項目立てて紹介します。
比較する際、チェックし忘れている項目があるかもしれません。ぜひ、浄水型ウォーターサーバー選びにお役立てください。

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比較ポイント①
タンクの容量
浄水型ウォーターサーバーを選ぶ時、多くの人が一番に気にするポイントは本体のサイズではないでしょうか?
しかし、タンクの容量を気にしたことはありますか?
3Lほどの小さなものから10Lの容量があるものまで、製品によってタンクの容量はさまざまです。
浄水型サーバーの内部には、水道水を補充する貯水タンクがあり、さらに冷水や温水を貯めておくタンクがあります。
貯水タンクが大きければ水道水の補充回数が減りますし、冷水・温水タンクが大きければ使える冷水や温水の量も多くなりますので便利です。
家族の人数が多く、使う水の量も多いのに、タンクの小さなウォーターサーバーを選ぶと、頻繁に水の補充が必要になったり、いざ使いたい時にお湯が出なくなったりするので、チェックしておきたいポイントです。
とはいえ、タンクの容量が大きいだけで安心なのかといえば、そうではありません。この後、タンクの容量以外にチェックしたい重要なポイントを詳しく紹介します。
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比較ポイント②
総ろ過水量と浄水上限
浄水型ウォーターサーバーの利点は、使用量を気にせず、たっぷりと安全な水が使えることです。
そこで注意しておきたいのが「総ろ過水量」と1日の「浄水上限」についてです。
総ろ過水量とは、フィルターの交換時期の目安に対して浄水できる水の量を示しています。
また、1日で浄水できる水の量の上限も定められています。
例えば、総ろ過水量600L、フィルター交換6ヶ月に1度の浄水型ウォーターサーバーがあったとします。すると、この浄水型ウォーターサーバーは1日に約3.3Lしかろ過できないことになります。
飲み水や料理などで、水を使う目安量は3人家族で1日6L程度、4人家族で7L強が平均だと言われています。
そうすると、タンクの容量が大きかったとしても、結果的に1日約3.3Lしか使えない製品ですと、3人家族でも物足りないということになります。
家族の人数と総ろ過水量、1日の浄水上限をしっかり見比べることが重要です。
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比較ポイント③
フィルター交換の頻度
先ほど少し話題に出た、浄水フィルターの交換頻度についても、前もって確認しておきましょう。
浄水型ウォーターサーバーによって、フィルターの交換頻度は異なります。
長いものだと1年に1度や6ヶ月に1度の交換で済むものもありますが、場合によっては3ヶ月ごとに交換しなくてはならないものもあります。
少しでも手間を省きたい方は、フィルターの交換頻度が長めのサーバーを選ぶといいでしょう。
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比較ポイント④
浄水性能や除去物質項目数
浄水型ウォーターサーバーは水道水に含まれる不純物を除去してくれるものです。
水道水には、50mプールで例えるとドラム缶2本分の不純物が含まれていると言われています。
水道水に含まれる不純物のうち、どの物質をどのぐらい除去できるのかは製品ごとで異なります。
そのため、浄水性能や除去物質項目数についても比較するのがおすすめです。
安い浄水型ウォーターサーバーを見つけた際は、この除去物質の項目をしっかりチェックする必要があります。また、除去物質を非公開としている製品も見かけますので、注意しましょう。
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比較ポイント⑤
月額使用料や電気代
浄水型ウォーターサーバーの月額料金は、3,000円〜6,000円程度のメーカーによって異なります。
その月額料金にプラスして、水道料金と電気代がかかります。
水道代は浄水型ウォーターサーバーを使用していなくてもかかりますが、電気代に関しては忘れがちなので、考慮するようにしましょう。
どの程度の電気代がかかるかが明記されている製品が多いので、確認してみるのがおすすめです。
製品によっては、省エネ設計やエコモードなどの節約機能があるものがあります。これらの機能が付いているものですと、1ヶ月の電気代は500円程度ですが、節約機能がないものは1ヶ月1,000円程の電気代がかかることが多いです。利用していない時や夜間に電力をセーブできると電気代をおさえることができますので、付いているとうれしい機能です。
また、浄水型ウォーターサーバーは工事費用が不要です。
基本的に電源を入れて、水を注ぐだけで使用をはじめられますが出荷手数料や設置費などの初期費用がかかることがあります。
「今月は初期費用無料!」など、キャンペーンを実施していることがありますので、そのタイミングで使用をはじめるとお得です。
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比較ポイント⑥
災害時に使用できるか
浄水型ウォーターサーバーは、災害により電気が使えなくなると使用できなくなるタイプが多いです。
しかし、別売の非常用電源などを備えておくことで、常温水を使えるものがあります。
災害時の備えとしてウォーターサーバーの導入を考えている場合は、チェックしておく必要がある項目です。
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比較ポイント⑦
据え置き型か卓上型か
浄水型ウォーターサーバーには、床に置いて使う据え置き型と台の上に置けるコンパクトな卓上型があります。
コンパクトな卓上型は、一人暮らしの方やスペースが限られている場合に便利です。
しかし、コンパクトな分、貯水タンクも小型で一度に使える水の量が少なかったり、何度も水を注ぐ手間がかかることはデメリットと言えます。
家族が多い場合はタンクの大きさや使える水の量、水を注ぐ頻度は重要視するポイントとなるので、大容量の製品が多い据え置き型を選ぶと便利です。
導入後の活用をイメージして、便利に使えるものを選んでみてくださいね。
( summary )
浄水型ウォーターサーバーを上手に選ぼう

こちらの記事では、浄水型ウォーターサーバーの比較ポイントを詳しく紹介しました。
宅配型のように配送される水のボトルを受け取る手間がなく、水道水を注ぐだけで安心しておいしい水を活用できるのが浄水型ウォーターサーバーです。
また、水道水を使う浄水型ウォーターサーバーですと、天然水と比べてミネラル分が少ないため、赤ちゃんのミルクや離乳食に使うにはもってこいです。
ぜひ、こちらで紹介した比較ポイントを参考に、ご家庭に合った浄水型ウォーターサーバーを選んでみてくださいね。