1日に水はどれくらい飲んだらいい?|最適な水の量やメリット、飲むコツを詳しく紹介

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「水をたくさん飲むのは身体にいいと聞くけれど、どのぐらい飲めばいいのかわからない」「水を飲むのに慣れていないから、たくさん飲むのが難しい」という人は多いのではないでしょうか?

普段水分が足りていない人や、水ではない飲み物をたくさん飲んでいるという人は、身体に悪い影響がないか心配になりますよね。

そこでこちらの記事では、1日に必要な水の量や、水をたくさん飲むメリット、1日の中に水分補給を取り入れるコツをわかりやすくお伝えします。

しっかりと水分補給をしたい、と考えている人はぜひ最後までご覧ください。


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1日に飲む水の量は2L必要って本当?

はじめに、1日に飲む水の量でよく耳にする「2L飲むといい」というのは本当なのかを解説します。

2L飲むといいのは間違ってはいませんが、さまざまな条件によって飲む量は異なるので、詳しくは以下をご覧ください。

体重約60kgの成人なら水の量2Lが適量

2Lの水の量が適量となるのは、体重が約60kgの成人です。水の適量は誰でも一律というわけではなく、体重によって適量の目安が決まっています。

計算方法は後述しますので、自分の体重なら1日どのぐらい水を飲めばいいのかを調べてみてください。

また、水の量と聞くとどうしても飲料水として飲まないといけないと思いがちですが、食事からの水分もこの中に含まれます。

食事から1L程度は水分が摂れると言われているので、残りを飲料水で補うのが大切です。

体重1kgにつき約35mlが目安

さて、体重に対しての水の量の目安ですが、体重1kgあたり約35mlの水を摂取するのが目安です。

おおよその体重ごとの水分量を表にしますので、ご確認ください。

 

体重水の量
45kg1,575ml
50kg1,750ml
55kg1,925ml
60kg2,100ml
65kg2,275ml
70kg2,450ml
75kg2,625ml
80kg2,800ml

 

このように、体重が多い人ほど目安となる水の量も多くなるので、自分の水の適量をしっかりと把握しておきましょう。

1回の飲む量の目安はコップ1杯程度

水を飲むときの1回の目安量は、コップ1杯程度です。

先ほど1日の水の量の目安はお伝えしましたが、一気に大量の水を飲んでも吸収されないので意味がありません。

そのため、効率的に水分を摂取するためには、200ml程度の水を1日のうちに6〜8回に分けて飲むのがおすすめです。

一気に飲みすぎるとお腹の調子が悪くなったり気分が悪くなったりする恐れがあるので、注意しましょう。

冷たすぎる水はNG。常温がおすすめ

身体を労わりながら水を飲むためには、温度は常温(20〜35度程度)がおすすめです。

常温は、水道から出てくる温度を想像するといいでしょう。

常温の水を飲むのは胃腸に負担が少なく、ゴクゴクと飲みやすいのがメリットです。

水の温度については状況に合わせて使い分けるのがポイントで、運動後など水を早く吸収させたいときや身体を冷やしたいとき冷水がおすすめです。

反対に、身体を温めたり胃腸を労わりたい時は、白湯(50度前後)を飲むといいでしょう。


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水をたくさん飲むメリット

それでは、水をたくさん飲むことで得られるメリットをお伝えします。

水をきちんと飲むと、身体にとって嬉しい効果がたくさんありますよ。

アンチエイジング

年齢を重ねるごとに、体内の水分量は失われていくので、しっかりと水分補給をすることで乾燥による小じわや肌荒れ、くすみやくまを防止します。

また、水分をたくさんとって代謝を上げることで老廃物などを排出し、肌トラブルの解消が期待できるでしょう。

便秘解消

便秘がちの人は、水分が足りていなくて便が硬くなっている可能性があるので、水を飲むことで便秘解消が期待できます。

水を飲むと腸の動きが活発化するので、それにより便が排出されます。便秘が気になっている人は、水をたくさん飲みながら、合わせて食物繊維の豊富な野菜などを積極的に摂るのがおすすめです。

血流アップ代謝が良くなる

水分を摂取することで、血液をサラサラにして血流をアップする効果が期待できます。

水分が不足すると血液がドロドロになるので、血流が悪くなりやすいです。

また、血液中には脂質や糖分、塩分が混ざっていてそれらを排出する働きがあります。

水を飲めばそれらを体外に排出しやすくなるのも、メリットです。

代謝が良くなる

水を飲んで血流がアップすると、身体の隅々に血が巡るスピードが上がります。

それにより、細胞が活性化しやすくなり、代謝も良くなるのがメリットです。

代謝が上がるということでエネルギー消費がアップし、カロリー消費量も増加するので、結果的にダイエットにもつながります。


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どのように生活したら1日2Lの水を飲める?

ここまで、1日に飲みたい水の目安量や、水をたくさん飲むことで得られるメリットを紹介しましたが、実際に1日2Lの水を飲むにはどうすればいいのか気になりますよね。

特に、普段水分をあまり摂らないという人には、水をたくさん飲むというのははじめは辛く感じるかもしれません。

そこで、どのように日常に水をとり入れていけばいいのかを紹介します。

朝一番はコップ1杯の白湯を飲む

朝一番の起きがけのときは、胃腸に優しい白湯をコップ1杯飲むのがおすすめです。

白湯とは、1度沸騰させて50度前後に冷ましたお湯のことを指します。

朝から白湯を飲むと、眠っていた胃腸を優しく起こし、寝ている間に乾燥していた身体にじんわりと染み渡ります。

ただし、起きたばかりの口内は雑菌がたくさん繁殖しているため、白湯を飲む前に歯磨きをするのがおすすめです。

食事のタイミングの前後で飲む

食事のタイミングで水を飲むのは良いですが、できれば前後30分ぐらいあけてコップ1杯の水を飲みましょう。

水分補給を忘れがちだけど、食事中だけは飲んでいるという人が多いかもしれませんが、実はこれはあまりおすすめできません。

なぜなら、水分を摂ることで胃液が薄まってしまい、食べ物を消化するのに時間がかかってしまうからです。

消化するのに時間がかかるということは、胃が頑張って働き続けるということなので、胃腸への負担が大きくなってしまいます。

そのため、食事を摂るタイミングで水分補給するなら、食事の前後30分ほどあけて飲むのがおすすめです。

運動中や前後

運動をするなら、運動中や前後にしっかりと水分補給をしましょう。

運動をすると汗をかき、体温も上がるので、しっかりと水分補給しておくことで脱水や体温が上がりすぎるのを防ぎます。

夏の暑い時期は冷水で体温を下げるといいですが、冬の寒い時期は常温やぬるま湯などで体温を下げすぎないようにするのもポイントです。

入浴の前後

入浴中はたくさん汗をかいているので、入る前や上がった後にしっかりと水分補給するのがおすすめです。

急に身体を冷やしすぎるのは良くないので、常温の水を飲むのが一番おすすめと言えます。飲みにくいと感じる人は、自分に合った温度で飲むといいですよ。

就寝前にも白湯を飲むのがおすすめ

寝ている間に身体が乾燥しやすいので、就寝前にも白湯を飲むのがおすすめです。

眠る前は、白湯を飲むことでリラックス効果がアップしますよ。

夜にお酒を飲む、という人も就寝前に水分補給をしておくことで、脱水を防いだりアルコール中のアセトアルデヒドを排出して二日酔いを防いだりする効果があります。

こちらで紹介したタイミングを押さえれば、1日に必要な水分補給ができるので、ぜひできるところから始めてみてください。


( summary )

ウォーターサーバーがあればおいしい常水がすぐ飲める

こちらの記事では、1日に必要な水の量を紹介し、水をたくさん飲むメリットや生活の中に水分補給を取り入れるコツをお伝えしました。

とはいえ、定期的に水を飲むことが、習慣になっていない人にとってはなかなか大変なことですよね。

水を飲むのに慣れていない人やおいしい水がすぐ飲みたい人におすすめなのがウォーターサーバーです。

ウォーターサーバーがあれば、好きな温度の水を飲みたいタイミングですぐに飲めるので、たくさん水を飲むのを習慣にしたい人にぴったりです。

ぜひ、便利なウォーターサーバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?